我が家は太陽光+エネファーム+床暖房を採用しています。
3年住んでみてこのエネファームのメリットデメリットが見えてきたので紹介させていただきます。
太陽光の発電量推移はこちらの記事にまとめています。
生活を支配される?エネファーム3年使った口コミ
エネファームを使用して3年が経つので口コミとしてその感想を書いていこうと思います。
導入を迷っている方に少しでもイメージしていただければと思います。
エネファームとは?
こちらエネファームのホームページより引用させていただきます。
エネファームは、わが家で電気をつくり、お湯も同時につくり出す家庭用燃料電池です。「エネルギー」と「ファーム=農場」を組み合わせて名付けられました。
わが家で使うエネルギーを、家庭菜園のようにわが家でつくる──。エネルギーをムダなく使い、エコな暮らしをエネファームが実現します。
エネファームに太陽光発電を組み合わせたダブル発電なら、電気の発電量に余裕が生まれます。エネファームでつくった電気を優先的に使用し、太陽光発電による電気は売電に。売電量がアップします。
エネファームのメリット
太陽光により発電した電気を有効に売電できる
エネファームはお湯を作りながら発電をするシステムです。
家で使用している電気は
①エネファームによって発電している電気
②太陽光によって発電している電気
③通常通りに購入する電気
の順番で使用されていきます。
つまり、エネファームで発電している電気を使えば、それでまかなえた分の太陽光発電分を売電できるのです。
そして、沸かしたお湯はタンクに貯めておき、普通に使用できるので、一石二鳥です。
発電状況・タンク残量を随時確認できる
このようなリモコン的なものをリビングにつけています。
左端のタンクのオレンジの部分:お湯の残量
左真ん中の0.45kWというところ:エネファームの発電量
家の中の0.85kWというところ:家での電気使用量
右の0.4kWというところ:太陽光から、または購入している電気
これにより、現在どの程度発電しているのか、どの程度電気を使用しているのか、お風呂は沸かしているのかなどを確認できます。
地味に便利なポイントとして現在どの程度電気を使用しているのかわかるので、ブレーカーが落ちないように調整ができるのがいいところです。
特にIHとポットとレンジを組み合わせて使うときには、ここに表示される値を見ながらこれ一旦消そう、などと調整しています。
上記以外にもエアコン、ドライヤーなどは要注意家電なので気をつけてください!
エコな気持ちになる
常に電気やお湯の状況を気にしているので、自然とエコなことに意識がいくようになります。
あまり考えていなかったのもあって(すみません)、いまはちょっといいことしている気分になります。
エネファームのデメリット
初期費用がかかる
こちらに関してはどの設備でも一緒ですが、初期投資がかかります。
お湯を使うことが前提の発電になるので、自分たちの生活スタイルにあっているかは確認したほうがいいでしょう。
しかし、その分の割引などがある場合もありますので、聞いてみる価値はありそうです。
ガス代がすごく高くなれば得をしない
エネファームはガスを使用して発電しています。このため、ガス料金が今後ものすごく値上がりするようなことがあると電気を使ったほうが良くなり、意味をなさなくなる可能性があります。
この辺りは今後も注視する必要がありそうです。
生活を支配される
実はこれが一番のデメリットではないかとすら思っているのですが・・・
思っていたよりも、エネファームに合わせた生活をするようになっています。
エネファームは発電で作っているお湯がタンクにいっぱいになったら発電をやめてしまいます。そうすると、昼間なら太陽光発電分を使用することになり、夜なら購入した電気を使用することになります。
一方、タンクにいっぱいになる前にお湯を使えれば発電を続けることができて得になります。
ということで、タンクがいっぱいになった後にお風呂に入るよりは、タンクがいっぱいになる前にお風呂に入ったほうが発電が続けられていいので、タンクたまるからお風呂入らなくちゃ!とか、タンクたまる前に洗い物しよう!などとなっていくわけです。
正直、かなりエネファームに振り回された生活を送っています。
ただ、皿洗いやお風呂が面倒でもエネファームがタンクが「もうすぐいっぱいになります」と言ってお尻を叩いてくれるので、メリットといえばメリットかもしれません・・・
生活を支配される?エネファームの口コミ まとめ
エネファームを3年使ってみた感想を書きました。
その時の設備の値段やガス料金にもよるので、一概に絶対お得です!とは言えないですし、これからかかってくる費用などもあるので、ひとつの例として参考にしていただければ幸いです。
マイホームのコストを下げる工夫などもまとめています。
エネファームに限らずマイホームのエネルギーを見直すことで、お財布にも優しく、エコにつながります。
サステナブルに電気を供給してくれる会社を紹介しています。
https://housebuildlab.com/house-energy